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2007年6月 1日 (金)

世界遺産と春の花撮影ツアー その2

3675二日目は天気予報通り、生憎の雨でした。私たちは早朝5時に起床し、朝靄の合掌集落を期待して再び城山展望台に上がりました。小雨が降る中、傘を差しながらの撮影で、早々に麓の集落へと戻りました。

3682 雨の合掌造り。手前の田んぼはまだ田植えが済んでいません。

当初の予定では、二日目は白川郷撮影の後、白山スーパー林道を通って残雪の白山などをねらう予定になっていました。ところが白山スーパー林道がまだ通行不可のままになっており、急きょ予定を変更して富山県五箇山の相倉合掌集落へ行くことになりました。ここも世界遺産になっているんですね。知りませんでした。

3697 雨雲が谷間に煙る相倉合掌集落。

傘を差しながらの撮影なので、カメラバッグはバスの中に置いたまま、標準ズームを付けたカメラのみで歩き回りました。カメラだけは濡れないようにしたので、身体の方はかなり濡れてしまいました。
同行のお客さんは年配の方でフィルムカメラの方がほとんどだったんですが、中には撮影に熱中するあまり、かなりカメラを濡らしている人もいて、見ていて大丈夫なんだろうかと心配になるほどでした。フィルムだと感度を上げられないので三脚を持ち歩く人もかなりいました。

3719 手前の花(マーガレット?)も濡れています。

3732 高台から望む相倉合掌集落。

相倉合掌集落で今回の撮影は終了。後は道の駅福光で昼食をとり、石川県を通って福井に着いたのは午後4時半頃でした。

世界遺産と春の花撮影ツアー その1

去る5月24日・25日、某カメラ店主催の撮影ツアーに参加してきました。行き先はメインが世界遺産の岐阜県白川郷、そしてその途中にある“ひるがの高原・牧歌の里”などです。大手旅行代理店が主催するようなものと違い、総勢14、5名の小人数で、予定なども途中融通を利かせて変更ありという、私的団体ツアーといった感じでした。

1日目は初夏の陽気に恵まれ、気持ちの良い青空の下、国道158号線から油坂峠を越え岐阜県側に入りました。途中、油坂峠のトンネル直前にある九頭竜川のほぼ源流という渓流を撮影しました(写真割愛)。

Img_3549 最初の写真は、牧歌の里へ行く途中、国道156号線近くにある夫婦滝です。この滝は長良川源流に当たるそうです。2本の水流が平行して滝壺に落ちているので夫婦滝と呼ばれているのでしょう。時間的に光線の状態も良く、新緑が気持ちの良いスポットでした。

Img_3576 夫婦滝からもう少し行ったところに分水嶺公園というのがあり、そこにも立ち寄りました。ここは小川の流れが日本海側と太平洋側へ分かれるちょうど分岐点ということでした。また、この辺り一帯はひるがの高原と呼ばれ、乳製品がおいしいらしく、私たちはソフトクリームを食べました。

Img_3579 さて最初の目的地、牧歌の里に到着です。ここは岐阜県奥美濃標高1000mにある花と緑のテーマパーク。動物とふれあえる牧場や温泉もあるというところです。隣県にいながら全然知りませんでした。写真中央に見える白い頂が岐阜県側から見た白山(2702m)、左よりの高い頂が別山(2399m)だそうです。

Img_3599 園内にある“花の教会”という建物。

今回の旅は“春の花撮影ツアー”と銘打ったものだったので、ここ牧歌の里ではたくさんの花に出会えると期待していたのですが、残念なことにほとんどの花は咲き終わった状態で、芝桜が残っている程度でした。この日のためにタムロン90mmマクロを購入した私としては、期待はずれでガッカリしたというのが正直なところです。

Img_3608 わずかに見ることができた花の一つ、すずらんです。可憐で小さな花ですね。逆光で緑の葉がキラキラ輝いていました。

さて気を取り直し、一行は今回メインの目的地、白川郷へと向かいました。白川郷には夕方5時前頃に到着。一旦宿に荷物を置いた後、合掌造りの集落を散策して回り、その後、白川郷全体を一望できる城山展望台に上がりました。

Img_3659 その展望台から合掌造りの密集している辺りを望遠で撮ったものがこれです。RAW現像でかなり調整しました。撮影したのがちょうど日没前の午後6時頃です。オリジナルのJPEG画像では夕日の斜光を浴びて遠くにかすんだように写っており、コントラストも低く、満足のいく写りではありませんでした。RAW現像によって新緑の色と透明な空気感をかなり回復できたと思います。

今回初めて白川郷へ行ってみて、合掌造りの家々が立ち並ぶ珍しい風景を目の当たりにできたのは大変良かったのですが、写真的にはシーズンオフだったなぁというのが感想です。やはり合掌造りには雪が似合うと思いました。雪深い厳冬期こそ白川郷が引き立つ季節なのではと思います。ただ、厳冬期に山深い白川郷を訪れるのも大変だとは思いますが。