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2008年11月10日 (月)

『ビートルズのつくり方』

友人が、『ビートルズのつくり方』山下邦彦・著(太田出版)、という本を紹介してくれました。この本、現在絶版らしく購入することはできません。ネットで検索したところ、春江図書館で手にすることができたので一通り読みました。なかなか中身の濃い、非常に参考になる一冊でした。図書館では閉架書庫に置いてあるんですよね。開架に置いておかないともったいないと思いました。

【この本に期待したこと】
私がこの本に期待したこと、それは

ビートルズサウンドの秘密を解き明かし、
自分で“ビートルズっぽい”曲を作れるようになること。

でした。

【この本から知り得たこと】
・ビートルズの曲の多くに著者いわゆる“アップルコード”が使われているということ。
曲作りにおいて、ダイアトニックコード以外にこれら“アップルコード”が使えるということ、また、その使い方次第で斬新なメロディが可能であるということは大きな収穫でした。

※C調の場合、ダイアトニックコードは、C  Dm  Em  F  G  Am  Bmb5  (
Cmaj7  Dm7  Em7  Fmaj7  G7  Am7  Bm7b5)

これに対し、“アップルコード”とは、Bb  Eb  Ab    E  A  D  です。

・“アップルコード”に関連してモードによるビートルズサウンドの解釈。
メロディ作りにおいて、モードを使うと新たな可能性が広がるということ。

※モードの例:ミクソリディアン、ドリアン、エオリアンなど、、、難しいっす!(@_@;)
モードを使ってメロディを作ると不思議なサウンドになるようです。エスニックと言いますか、エキゾチックと言いますか。。。スミマセン、まだまだ勉強不足です。

【この本に不足を感じた点】
第3部の「ビートルズのつくり方」は、ビートルズサウンドのエキスが詰まっていると思いましたが、各ビートルズキットはもっと懇切丁寧な解説が欲しかったです。楽譜が載っていますが、それだけではなかなか実感できませんでした。まぁ、私ももっと各曲を分析する必要があるのだとは思いますが。

著者は、“ブルースの素をたっぷり含んだ「アップル・コード」と、ハーモニックスの音とメロディーの素をたっぷり含んだ「ぶどう・コード」のミックスによって、新しい「ビートルズ」をつくることが、誰にでも可能なのです。”と書いていますが、その具体的な方法については十分には解き明かされていないような気がします。

【結果】
未だ自分で“ビートルズっぽい”曲を作れるようにはなっていない。
ビートルズの曲をいくつか自分なりに分析してみると、それぞれの曲が個性豊かで、各曲を参考に習作を作ってみようと思うのですが、これがそう簡単にはいかない。コード進行をそのままに換骨奪胎を試みても、ビートルズの物真似になってしまうか、あるいは全然ビートルズっぽくない代物になってしまいます。

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今後、「ビートルズキット」についてはさらに研究する必要があると思っています。

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『ビートルズのつくり方』を参照しているブログ:

コメント

私はコード進行弾きながら作るとメロ頭がルート音だったり進行そのものにメロが持って行かれちゃうんです。ならばキーだけ決めてコード無視?上手くいけば非和声音!それとドローンですか?ジョン的に作れないかな?と。この本をヒントに企んでますwジョンやポールは天才だけど、同じ和音聴いても凡人と違うトコ受け取るんでしょうね。知人音楽の先生がAmでレの音は普通選ばないと
(エリナーリグビー)いう事です。長くなりました。私も研究がんばります。

Dr.ロバートさん、コメントありがとうございます!
個人的な話になりますが、実は私、最近、作曲が全くできていません。ちょうど1年前からピアノの演奏の方を習っていまして、そちらの方に時間とかエネルギーとか、取られてしまい、時々作曲を試みることもあるのですが、全然作れなくなってしまいました。曲が作れなくてノイローゼ気味と言ってもいいくらいです。

コードを無視するというのは、とっかかりとしてはいいんじゃないかと思います。特にJ-POP的歌モノの場合、コード進行とかハーモニーとか全く関係なく、鼻歌で作るのが理想ではないか?と最近考えるようになりました。それも、歌手並みに歌の上手い人がやるのがいいのではないかと思います。理論から入ると、どうしても型にハマってしまいがちで、斬新な表現・個性が出てこないです。

で、……素のメロディができた後、コード付けをやります。ここからが、理論が大事になる所です。レノン&マッカートニーは紛れもなく天才ですが、ビートルズの曲を分析すると、その非凡さにしばしば感嘆します。コード進行だけ見ても斬新なものが多いですよ。

【鼻歌でメロディを作り、理論武装してアレンジする!】……コレですよ!!

まぁ、作曲できてない私ですから、説得力はないと思いますが。(^^;

ピアノ演奏ですか!も羨ましい限りです!
私事ですが1カ月ほどアイルランド音楽にハマってました。ポール達の旋律に近づきたい一心です。で、久しぶりにホワイトアルバムを聴くと「えっ?」と意外な程、両ジャンルに違いを感じたのです。ドロレス・ケーン等の癒し系に対しビートルズのメロは「とんがっている」感じ。強烈に主張して立ち上がってる。ビートルズは子守唄にはならないなと。今の私に彼らの最大の魅力は?と聞かれれば「強烈なメロディー力」と答えます。
月並みかwそれとやはり2人の天才のぶつかり合い。ホントにこの2人の出会いは奇跡。

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